・ものづくり補助金は、正式名称が「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」で、略して「ものづくり補助金」と呼ばれています。
わが国の代表的な補助金です。
・中小企業の革新的な事業に対して、設備投資額を中心に補助するものです。
・先に補助金が交付されるのではなく、自己資金で設備投資などをして、その後のチェックを通過した後に補助金が交付されます。
・製造業に限らず、商業やサービス業にも対応していますが、実績としては製造業が最多となっています。
・数多くの申請の中から、事業計画書を中心に審査がなされ採択が決定します。採択率は50%前後となっています。
・補助金の原資は税金ですから、前提条件として一定の要件があり、補助金交付後も約5年間は報告書を提出するなどの手続きを必要とします。その他にも様々な事項が規定されています。
・ものづくり補助金は一つの類型のものだけではありません。ものづくり補助金の中には、省力化(オーダーメイド)枠・製品サービス高付加価値化枠・グローバル枠などの枠があり、枠の中が類型に分かれるなどして全体として数種類の類型に分かれています。その中から申請する企業が自社に最も適した類型を選択して申請することになります。
・補助上限額や補助率は、枠や類型・常勤従業員数などで決まっています。